福島県
Update at: 11/08/01
ゲルを提供してくれた中国人..
ふくしま国際メディア村のシンボル モンゴルの『ゲル』
福島県いわき市にある公園を借りて、簡易に造れて目立つという理由で、モンゴルの『ゲル』を二基、設置しました。
一つは友人でモンゴル料理店の社長が、復興支援としてプレゼントしてくれ、彼はこの『ゲル』を組み立てるために仕事を休んで東京からいわき市まで来てくれました。
いわき市まで車で向かう途中もそうでしたが、彼からは現地の放射能汚染濃度についての質問は一度もありませんでした。その事を後日聞いてみると、「苦しみながら、我慢しながら生活をしている多くの人がいるのに、たった一日しか行かない私が不安だとか心配だとか言えるのか」と、きっぱり言い切りました。
福島第一原発事故があった直後に親から「すぐ帰ってこい」と電話があったとの事。それに対して彼は「帰ることなど考えた事がない。日本が大好きだから、原発問題があろうが日本で頑張る。」と言っていたのが印象的でした。
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