プロジェクト
Update at: 13/06/16
第1回いわきゴミ拾い駅伝2013”
11チーム36名でゴミ100キロ収集
ゴミを拾いながら襷を繋ぐというなんともユニークな駅伝を、震災の傷がまだ癒えていない福島県いわき市で開催しました。
地元だけでなく東京方面からも参加者が集い、11チーム39人が競い合いました。タイムと集めたゴミのポイントを合算して競うこのゴミ拾い駅伝は早ければ良いというわけではないため、各チームどうしたら高得点を取れるか入念な作戦を練っての参戦です。
ゴミ袋をもって実際走ってみると想像とは違ってどのチームも作戦通りには行かず悪戦苦闘。それでも山ほどゴミを拾ってきたランナー達に中継所の仲間たちから熱い声援が送られていました。
中継所でサポート役をしていた私も皆と走ってみたいという気持ちに駆られ、一人で5区間(29km)にチャレンジしているSさんと最終区間(6.5km)を走ってみることにしました。
皆が走り去った後なのにゴミはあちこちにまだ残っており、2人で可能な限り拾い集め袋に詰め込みました。驚いたことにクタクタのはずのSさんが、道行く人全員に明るい声で「こんにちは」と声をかけるのです。これに反応して「こんちは」そして「大変だね~、ありがとう」と声援送ってくれました。それがゴミ拾い駅伝の魅力に気づかされた瞬間です。ようやく制限時間ギリギリのところでゴールが見えて来ました。皆が一人で走って来たSさんの健闘を讃えてゴールテープの近くに集まっていました。
2回目以降の開催が楽しみになって来ました。
ふくしま国際メディア村
トピックガイド
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